【ポケモンUSM】バンギカグヤサイクル【シーズン8最高1989】
1.はじめに
こんにちは、たまぴよです。
今期は目標としていたレート2000を達成することが出来ませんでした。シーズン終了1週間前に20チャレまでいきましたがそこから連敗し、18代まで落ちてしまいました。そこでパーティは解散し新しい構築を考えましたが上手くいかず、最高1989最終18××という結果で終わりました。
今回は20チャレの時に使用していた構築を記します。最強のメガ枠とも言われるメガボーマンダ軸でPTを構築しました。しかし、多くのPTでボーマンダ対策は厚く施されており、環境に多いゲッコウガやカプコケコに対面不利を取ってしまうためボーマンダを通せないことが多々ありました。そこで、第2のメガ枠としてゲンガーを採用しました。序盤は高耐久ポケモンでサイクルを回し、終盤にエースポケモンで全抜きを狙うのがパーティコンセプトとなります。
2.個別紹介
ボーマンダ@メガストーン
特性:いかく➞スカイスキン
性格:いじっぱり
実数値(努力値):メガ前171(4)-205(252)-100-×-100-152(252)
メガ後171(4)-216(252)-150-×-110-172(252)
全抜きエースとしての性能を最大限発揮できるじしん持ちASぶっぱ。はねやすめを採用することで自身もサイクルに参加しながら隙を見て舞って抜いていくという動きが出来る。
Aに補正を掛けることですばやさは最速105族と同速となりルカリオジャローダルカリオメタグロスカミツルギ等の上を取れなくなるが、ABミミッキュに対して少しでも削れていればすてみタックルで落とせる。
高速アタッカーとして舞わずに抜いていく状況も生まれるためすばやさはこれ以上落とさないほうがこの構築と合っている。また、環境に耐久振り素早さ調整マンダが多いためミラー対面で強気に舞っていける。
H252ギルガルドに対し一舞じしんが乱数12.5%(ステロ込み50%)なので対面する前に多少削っておきたい。
ゲンガー@メガストーン
特性:のろわれボディ➞かげふみ
性格:おくびょう
実数値(努力値):メガ前135-68-81(4)-182(252)-95-178(252)
メガ後135-68-101(4)-222(252)-115-200(252)
ボーマンダの裏エースとして相性のいいメガ枠だと思う。ボーマンダの天敵であるゲッコウガには少し削れば上からヘドロばくだんで落とせる。ゲンガーの天敵であるスカーフランドはマンダが起点にできるため選出しにくくする効果もあるし、選出されてもテッカグヤで処理できる。
技構成に関して催眠や滅びで動かしたがどれもしっくりこなかった。レートが低いときは色々なポケモンを誤魔化すためにこごえるかぜの部分にさいみんじゅつを搭載していた。その後、己の成長のため運ゲをやめてこごえるかぜに変更した。
ヘドロばくだんの火力は無振りゲッコウガに対し84.3~100.0%(ステロ込みで81.2%の乱数)、H252レヒレに対し乱数6.2%(ステロ込みで87.5%)であり、できるだけステロは撒いておきたい。
バンギラス@イアのみ
特性:すなおこし
性格:いじっぱり
実数値(努力値):204(228)-170(4)-133(20)-×-152(252)-82(4)
技構成:がんせきふうじ イカサマ ステルスロック ほえる
いつの間にかUSMで相棒となっていたポケモンであり選出率1位。
砂+ステロの定数ダメが地味に強力であり、ほえるを採用することで積み展開や身代わりに強くバトンやゴーリなどの害悪にも対応が利く。相手のトリックルームを阻止できるしマジガ相手にはとんぼがえりのような使い方もできる。
がんせきふうじはダメージを入れつつ相手の素早さ上昇を阻止することが出来るため起点回避しつつ裏のエースに繋ぐことが出来る。回復技持ちポケモンを突破することが出来ないが起点回避と削りが出来るので裏のエースで対応できる。
砂下での特殊耐久は凄まじくゲッコウガのカノンZも確定で耐える。前期は毒々を採用したおだやかバンギだったが耐久が高ければ高いほど良いということはなく、適度にダメージを受けてきのみを食べることも重要となる。
初めはHDぶっぱで運用していたが初手カプ系統対面でカプZを放たれることが稀によくあり、HPを204にした。
特性:ビーストブースト
性格:わんぱく
実数値:203(244)-122(4)-166(220)-114-124(20)-84(20)
技構成:ヘビーボンバー かえんほうしゃ やどりぎのたね まもる
バンギラスの相方でありこのPTで唯一ミミッキュに強いポケモン。
かえんほうしゃを採用することでナットレイカミツルギハッサムに強くなるが、ナットレイはこのPTに対してあまり選出されなかった。コケコやアーゴヨンを意識したじしんに変更するか悩んだが、そいつらはバンギラスに任せて自分の役割を全うするためかえんほうしゃにした。下降補正を掛けた攻撃技を採用するのはポケモン人生初であったがタイプや技が非常に強力であり、そのハイスペックさに驚いた。
ゴツメを持たせているが物理の数値受けではなく、あくまで優秀な耐性を生かした削り要因として運用した。ただし不一致かみなりパンチくらいならやどりぎ込みで耐える。
ヤドラン@エスパーZ
特性:さいせいりょく
性格:ひかえめ
実数値(努力値):201(244)-×-130-167(252)-102(12)-50
技構成:なみのり みらいよち れいとうビーム トリックルーム
バンギカグヤの並びはバシャやルカリオに弱いため補完枠。サイクル適性がありトリルをはれて技範囲も広いポケモンはこいつくらい。エスパーZを持たせることで挑発されてもトリルが打てる。みらいよちZは威力190と高火力だがエスパー攻撃技を連発できない。みらいよちをサイキネに変えて水Zとかでもいいかもしれないが好きだから使っている。みらいよちは基本的に相手依存の技であるが稀に詰め筋として機能する。水技は元々ねっとうだったが物理受けのような動きは殆どせずアタッカーが主な役割であるためなみのりに変更した。
自身がトリルアタッカーとなれるが環境に多いゲッコウガや皮有りミミッキュで止まるため終盤の詰めや相手の高速アタッカーのストッパー役がメインとなる。H振りのみのヤドランは想像以上に柔らかく繰り出し性能は低い。
ガラガラ@ふといホネ
特性:ひらいしん
性格:いじっぱり
実数値(努力値):165(236)-144(244)-131(4)-×-101(4)-68(20)
技構成:フレアドライブ シャドーボーン ホネブーメラン おにび
バンギ以外が電気ポケに強く出られないため安定した電気受け枠として採用。バシャサンダーナットの並びに弱くなく、おにびの通らない物理アタッカーとして受けループ系統にも選出した。ふといほねA特化の火力は凄まじくヤドランから繋ぐトリルエースである。しかし、ヤドランガラガラ@1という選出ではサイクル不利を取ることが多く安易に選出してはいけないと感じた。
努力値はBに4振ることでA特化クチートのふいうちの乱数が動き、無振りカバ抜きとクチートのふいうち確定耐えを実現できる。実際は砂ダメ等で耐久調整が生きることは少ないが選出しやすさが変わってくる。
3.立ち回り
基本選出は+or
特にゲンガーを選出する場合には相性補完の関係上ほぼこの選出をすることになる。基本的には初手にバンギを投げてカグヤとサイクルを回しつつステロ撒きや削りを行い、裏に控えたエースで全抜きを狙う。
受けループ系統やバシャサンダーナットには+α
ヤドランのみらいよちやトリルを展開し裏のガラガラで崩しに行く。耐久値が高くなく霊悪の一貫があるため3体目はにしたいが全体的に足が遅いため難しい。
4.まとめ
シーズン8おつかれさまでした。今期は終盤に全然勝てなくなり構築記事を書きながら立ち回り等を考えましたが、どうすれば良くなるか自分ではわかりませんでした。構築力はどうすれば伸びるんでしょうかね。
私は春から社会人なので来期からがっつりポケモンが出来るか分かりませんが、いつか高レートに行ってみたいです。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
【ポケモンUSM】ポケサーの姫ゲンガー【シーズン7最高最終2004】
ポケモンUSMシーズン7で使用した構築を簡単に紹介したいと思います。
〔構築紹介〕
メガゲンガーを通すために序盤に他のポケモンでサイクルを回すのがパーティコンセプトです。自分はORASで約一年間ポケモン対戦をやっていましたがサンムーンはプレイしていないため新規ポケモンやZ技などの追加要素による対戦環境の変化についていけず、シーズン序盤は全然勝てませんでした。そこで、多少運要素は絡んだとしても環境把握や読みで劣る自分がある程度の勝率を得るために催眠ゲンガーを通す構築にたどり着きました。(闇堕ち)
〔個別解説〕
ゲンガー@ゲンガナイト
特性:のろわれボディ➞かげふみ
性格:おくびょう
努力値:メガ前135-×-81(4)-182(252)-95-178(252)
メガ後135-×-101(4)-222(252)-115-200(252)
最強の運ゲ製造機。技を外さないこいつは間違いなく最強のポケモン。しかしながら、催眠もきあいだまもあまり打ちたくないので裏に控えて他のポケモンで状態異常を撒いてから掃除役としていた。皮が残ったミミッキュには催眠を当てて最速起きしないことを願うのみ。一応H4振りミミッキュはたたりめで確定一発。
こいつを選出しない試合はほぼなかった。
バンギラス@イアのみ
特性:すなおこし
性格:おだやか
努力値:207(252)-×-141(84)-×-156(172)-×-81
技:イカサマ どくどく ステルスロック ほえる
特殊受け要因の平和主義バンギラス。努力値は行動回数を増やすためいじっぱりランドロスの地震確定耐えまでBに振り、残りをDに降った。特性すなおこしのおかげで耐久種族値が非常に高く、眼鏡じゃないテテフに大体3回行動できる(ひかえめテテフのムーンフォース44.4~53.1%)。メタグロスのアイへも耐えるがひるむ。
スイクン@たべのこし
特性:プレッシャー
性格:ずぶとい
努力値:207(252)-×-176(196)-111(4)-140(36)-108(20)
技:ねっとう どくどく まもる みがわり
運ゲ製造機その2。ねっとうで焼けるかどうかで決まる試合が非常に多かった。焼いたらタネマシンガン持ちナットレイでも起点にできる。受けループに非常に強く、大体のテッカグヤにも勝てる。努力値は同族意識でSに20振り、レヒレ意識でDに36振り(無振りレヒレのムーンフォース21.7~26.0%)。無振りレヒレなんてそんなにいると思えないしフィールド枯れたら引かれるので有利ではない。バンギの砂うぜえ。
特性:いかく
性格:わんぱく
努力値:195(244)-165-156(252)-×-100-113(12)
技:じしん がんせきふうじ ビルドアップ じゅうりょく
ここまでの並びできついミミッキュや高火力物理アタッカーへ繰り出す駒。じゅうりょくでゲンガーのサポートもできるし、火力はないがビルドを積んだのちに地震でサンダーやテッカグヤへの打点を持てる。ランドロスというポケモンはHP管理が難しいが、こいつはじゅうりょく打って倒れるのも仕事の一つ。
特性:スキルリンク
性格:いじっぱり
努力値:125-161(252)-200-×-66(4)-122(252)
ゲンガーの天敵であるスカーフランドを起点にできるしどくびしも撒ける偉いやつ。ただしどくびしの通るパーティは非常に少ない。調整はスカーフテテフ等を意識したASぶっぱ。バンギの砂うぜえ。
特性:ばけのかわ
性格:ようき
努力値:131(4)-142(252)-100-×-125-162(252)
技:じゃれつく かげうち つるぎのまい おにび
相手のマンダやミミッキュなどの積みエースを止める駒。ミラーで有利を取りたいのでようきAS。不利な対面でもやけどを撒くことが出来るし、普通に剣舞ミミッキュとして積みエースにもなれる。
〔立ち回り解説〕
基本は初手バンギスイクンミミッキュの誰かで状態異常を撒きながらサイクルを回し、裏のゲンガーで締める。ギャラドスやボーマンダやミミッキュなど物理積みアタッカーがきついので、そいつらはランドやパルで抑える。バシャーモバンギ対面はあいてが膝を打ち辛いのでほえることも多々。スイクンは物理受けとしては基本的に機能しないのであまり信用しないほうがいい。
きついポケモン
ミミロップ:エースのゲンガーが上から猫おんがえしで縛られる。ミミッキュやパルシェンも有利を取れない。
ギャラドス:物理受けのランドロスやスイクンから有効な手がない。ミミッキュもASなので一舞されたら終わり。
〔最後に〕
なんとかレート2000を達成することが出来て非常に満足です。ここまで読んでいただきありがとうございました。シーズン8でも2000越えを目標にしたいと思います。それでは!